子育て教室で赤ちゃん体操を学ぶなら | 赤ちゃん体操を学べる子育て教室・産後ママ応援コミュニティ「HAPPY SUN」

なにかに対して不快に感じている

おなかの中で子宮の壁に包まれて生活をしていた赤ちゃんは、生まれてくると、急に身体を何も支えてくれない世界に放り出されます。赤ちゃんは、身体の支えがないと不安定なので、少しでも身体が固定できる場所や姿勢を探して、触れている場所に身体を押しつけたりします。また首の座っていない時期は反射の影響で反り返ったような姿勢になりがちです。また、授乳をする時、口を開けやすくするために、大人が赤ちゃんの首を反らせてしまったりするので、生活の中で反り返りの状態を起こしやすくしてしまいます。本当はおなかの中にいた時のように丸くなって落ち着きたいと思っているのに、安定しない身体の向きや姿勢をとらされてしまい赤ちゃんは不快で仕方がありません。

反り返りや首の向き癖が強くて不安に思われる方へ

赤ちゃんの反り返りや首の向き癖にはいろいろな理由があります。心配に感じる時は、健診などで相談してみてください。そのほかの動きで特に問題がなければまずは生活習慣や抱き方、寝かせ方を変えたり、体操で丸くなる練習を行うことも効果的です。

オンライン教室もあるHAPPY SUNでは、赤ちゃんの子育てが学べるだけでなく、子育てに関する相談ができます。赤ちゃんの反り返りや首の向き癖にお悩みの方もぜひご活用ください。

布団で寝た状態のとき

生まれたばかりの赤ちゃんは背骨が丸くなった状態です。丸くなって安定して眠りたいのに、平らなところに寝かされてしまうと、大人が縦に置いた丸太の上に寝かされているように不安定な状況となります。不安なので一番動く頭を床に押し付けて安定しようと努力します。これが反り返りにつながります。落ち着いて寝てもらい反り返りをしないためにも、丸く安定できる寝かせ方をしましょう。

抱っこをしているとき

赤ちゃんを抱っこするときに、片方の腕が抱っこしている人の脇の下に入っていたり、股の間に腕をまわして抱っこをすると、赤ちゃんが反り返りやすくなります。両腕をリング状に組んで、輪になったところに赤ちゃんのおしりをはめ込み、両手両足が抱っこしている人からみえるようにすると反り返りが起こりにくいでしょう。

また抱っこ紐が合っていないと反り返りやすくなります。赤ちゃんを丸く抱っこできて、ママと赤ちゃんが密着するような抱っこ紐を選びましょう。

赤ちゃんの反り返りは、生後3～4カ月ころまでの赤ちゃんによく見られる行動です。赤ちゃんの反り返りは成長してほかの動きができるようになると共に自然と減っていき、1歳になるころには赤ちゃんの反り返りは治まることが多いです。（いやだ！いやだ！行動期は別ですが）生後1年過ぎても反り返りを続けたり、反り返り以外の気になる事がある場合には、健診の際に相談しましょう。

オンライン教室HAPPY SUNでも、赤ちゃんに関する質問を相談することができます。